音の始源を求めて5 小島努の仕事 in the beginning of japanese electoroacoustic #5
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1.岡坂慶紀「雲のむこうに」無機的な冷たい印象を持たれるのが普通であった電子音素材を使用して、有機的で、人間的な温もりを持った響きの電子音楽を作ることを意図とした作品。
2.湯浅譲二「マイ・ブルー・スカイ」 正弦波にゲートを掛け、ゲートの周期やゲートの幅、
原音の正弦波の周波数等を、それぞれ変化させたときの同期ずれにより誘導されるビート(beat)音を主に使用した表現力が追求されている。
3.近藤譲「ネバー・リターン」声、ピアノ音、既成の音楽などの具体音をリング変調したものを使用し、音色加工のために1/3 oct.フィルタを操作する際に、偶然性が持ち込まれてた。
4.甲斐説宗「テ-プのための音楽」当時の単純な電子音らしくない作品制作を目指し、民族楽器的な合成音を使用したいと考えた。そこで、アフリカの管楽器と打楽器を数種選び、その音色を模した電子音を作ることでこれを実現した。
5.坪能克裕「鎮魂歌」スタジオにおいて楽器をそれぞれに強弱、音程をかえ、歪まない限り大きなレベルでクリアな音になるよう収録した各種の具体音を電子的に加工したものと、ホワイトノイズをリング変調とフィルタで加工したものが用いられている。
6.下山一二三「風紋IVa」電子音と津軽三味線、声明、僧の読経などを電子的に加工音して作られた電子音楽としてのテープパートと打楽器の演奏パートで構成されている。
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