音の始源を求めて 8 稲村 徳尾野 佐々木 大津の仕事< 具体音と電子音の融合に伴うNHK電子音楽室のフレキシブルな制作形態の確立>in the beginning of japanese electroacoustic #8
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1.葵の上:黛敏郎(1957)
電子音のパルスをツヅミの音の代わりに、正弦波の動きを龍笛の代わりに用いて 日本古来の謡との間に独特の効果を狙い作られた。1957年の芸術祭参加作品として制作。 15世紀に作られた金春禅作の能楽の古典「葵の上」による電子音楽。
2.黒い僧院:松下真一(1959)
北園克衛の詩に基づいて作曲された、人の声と電子音による作品。 1959年の芸術祭に参加する作品として大阪放送局で制作された。ドラマ性を生かすため、 現実の世界を伝統的打楽器で表現し、楽器では表現出来ない非現実的架空の世界の超絶音を電子音で表現。
3.パラレル ミュージック:一柳慧(1962)
素材音は楽器音、環境ノイズ、人声、電子音などあらゆる音がただ並列的 (パラレル)に出てくる音でありそれらの音を自由にフェーダー操作して重ねられた音のチャンスオペレーション作品
4.12人の奏者と電子音のための音楽:今史郎(1965)
福岡放送局で制作された作品。 東京の電子音楽スタジオから深夜、放送回線を利用して素材提供された。この曲はサイン波とホワイトノイズが主な素材だが サイン波による電子音を周波数の次元ではなく平均律音高の次元で捉えている。オリジナルは楽器パートとテープ再生の演奏だが今回はボーナストラックとして電子音楽だけのパートが続けて収録されている。
試聴はこちらから
https://soundcloud.com/oto-no-hajimari/sets/ouoadm0702
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