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音の始源を求めて3 佐藤 茂の仕事<放送センター移転と万博の頃> in the beginning of japanese electroacoustic #3 engineerd works by Shigeru Sato Work

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1.諸井 誠「小懺悔」(1968)
奈良・東大寺二月堂の「お水取り」で収録した法螺貝、高尾山の法螺貝、尺八、太棹三味線、長唄三味線を素材にして曲が構成されている。素材音のトレモロ、ビブラート効果が印象的な曲であり この効果を出すためにLAMが活用された。
2.柴田南雄「ディスプレイ'70」(1970)
打楽器音と電子音から成り立っているこの曲は、それぞれの素材音の特徴が出るように
構成されており楽器音と電子音の対比を大切にした作品である。
大阪万博会「日本政府館」の為に作られた。
3.黛 敏郎「電子音と声によるマンダラ」(1969)
前半は、非常に多くの正弦波を合成したクラスター音の中からフィルタとLAMで切り出して作られた小鳥の声のような音や、ホワイトノイズを素材にした低くうなるような音が使われている。後半は、生活の中の笑い声、浄瑠璃の笑いなど、種々の笑い声を主体に構成されている。それぞれの笑い声を変調し、フィルタで加工して作った音で制作されている。
4.湯浅譲二「ボイセスカミング」(1969)
3部構成。第1部、世界中の空間を飛び交う電話の音を素材にした作品。
第2部、人の会話の中から無駄な言葉ばかりを並べてみたらどうか、というアイディアで作られている。第3部、人間の聴覚にどのくらいの時間差をもって音響信号を与えれば、音像の定位感が変わるのかという実験。
5.篠原 眞「ブロードキャスティング」(1974)
当時のNHK5波(テレビ、教育テレビ、ラジオ第一、ラジオ第二、NHK-FM)の、ある1日の放送をすべて録音し、コラージュした作品。6台の録音機と100本に上る6mmテープを準備。1時間ごとにテープを取り替えて連続録音した。当時の録音機には機器の間の同期機能がなく、時間のズレによる誤差を何百回とテープ編集で修正を重ねて作られた。

こちらから試聴できます。
https://soundcloud.com/oto-no-hajimari/sets/ouoadm0501

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